パーン大陸 中央部

大陸の中央付近、鷹の胴体に見える部分を埋め尽くすように広がる荒れ果てた砂の大地。ヤーニクルム砂漠周辺。

ヤーニクルム砂漠

ヤーニクルム砂漠は、大部分が飛空船の着地できない砂丘になっている。着地できる平原はごくわずかだ。下手をすると迷ってしまうが、一応、蜃気楼の塔からやや東の部分に着地すれば、道もわかりやすく、移動距離も短くてすむだろう。

注意が必要なのは、このパーン大陸にある砂漠で登場するモンスター達は、西にあるメソトレッラ大陸に出現するモンスターとはだいぶ毛色が違うということだ。
中でも強烈なインパクトがあるのはやはりレッドブルだろう。あまりにも強い。だが、レッドブルと戦えるようになれば、この先のほとんどをやり過ごせる。無理に戦う必要はないが、先に進めるかどうか、ある程度の指標になる相手でもあると覚えておいてもいいだろう。

要注意モンスター

レッドブル

異様にHPが高く、3ぼんのツノによる「3かいヒット」を繰り出す。
とにかくダメージ量がこれまでの敵と比べて半端ではない。魔道士系のキャラでは1度で300近いダメージを食らってしまう。それが2体で現われることさえあるのだ。
神経・毒属性の攻撃に弱いが、それもこちらのレベルが低ければ望み薄。Lv20以上なければまず勝てないだろう。クラスチェンジしていなければなお逃げるが勝ちだ。
戦うならミラージュの塔や浮遊城で装備を整えてからだ。地震に弱いのでクエイクが使えるといい。


ミラージュの塔

ヤーニクルム砂漠の中央付近にそびえ立つ蜃気楼の塔。これは、天空人と呼ばれた人々が400年前に起きた異変を最小限に食い止めるために地上と隔絶した超文明の名残だ。今でも天空人以外にはただの蜃気楼にしか見えない状態で残されている。

天空人の施した障壁を越えれば入れるようになるミラージュの塔だが、ヤーニクルム砂漠に飛空船を止めて以降、長い道のりでバトルが連続する。事実上、完全回復が難しい状態になるのだ。内部では当然ながらセーブすることも出来ない。
そこで、ミラージュの塔以降の攻略に向けて、突入前にコテージを何個か買い込んでくることにしよう。いざと言う時にはテレポで一気に脱出し、コテージで回復するくらいの心構えで挑むのだ。
もし内部に突入後、たった一度のバトルで全体力を消耗してしまったとしても、そうすればすぐに再挑戦できる。多少は気が楽になるはずだ。

要注意モンスター

ソルジャー

ミサイルによる全体ダメージが恐ろしすぎる。こちらのレベルがある程度の高さになっていれば勝手に逃げていくが、普通に戦って勝つのは至難の技。
全員の装備が整うまでは逃げるのが無難だ。


浮遊城

ミラージュの塔と同じく、天空人の超文明が作り出した驚異の建造物、浮遊城。そこで目にすることになるのは、思わず大声をあげてしまう程の超テクノロジーだ。
その姿を前にしたら、大げさではなく実際に叫んでしまう人もいることだろう。

が、ミラージュの塔から連投で挑む事になるせいもあって、攻略は容易ではない。入手している装備やレベルに応じて、戦える相手を冷静に見極めなければならないのだ。
しかし、当然ながらティアマットは浮遊城の内部を素通りした状態でいきなり戦える相手ではない。400年前から光の力を奪いつづけているだけあって、これまでのカオスと比べても、格の違いを見せ付けられるほどケタ外れに強いのだ。
ティアマットと互角に渡り合うためには内部の宝箱を入手したいところ。だが、そこで浮遊城の驚異を改めて実感することになるのは間違いない。

余力はデジョン数回もしくはテレポ1回分だけ残すつもりで進み、危なくなったらコテージに頼る、と割り切って攻略に臨むことだ。不必要なアイテムを適度に整理しに戻りながら、着実に駒を進めるつもりでいこう。

要注意モンスター

デスナイト

ナイトメアとともに現われ、絶対に逃がしてくれない。
眠りの追加攻撃も危険なのだが、ターンが進んでからのキルやフレアが怖いので、少なくともフレアがくる前には倒したい。
戦いが長引きそうなときは、即死を防ぐためにバマジクを使っておこう。

ガーディアン

ソルジャーと一緒に現われるが、ソルジャーとは違い、逃げることがない。ミサイルなどの全体攻撃はソルジャー以上に強烈。これでガーディアンのみに気をとられているとソルジャーに致命的なダメージを受ける可能性が高い。
まずは倒しやすいソルジャーを相手にしよう。ガーディアン・ソルジャーともに、サンダー系の魔法に弱いので、なんとか回復しながら戦っていくのがいい。
しかし、もしソルジャーが3体以上いるようなら勝てるかどうかはほとんど賭け。ソルジャーを先に倒しきるか、あるいは逃げ出していくようならば勝てるが、そうでなければ命の保証はない。
苦労させられる分、得られる経験値はズバ抜けて高い。

ベヒーモス

アダマンタイトを守っている敵で、ハンパなく強い。
全ての魔法に強いので、魔法もほとんど効かない。自然、ヘイストやプロテア・インビアを駆使することになるが、少なくともレベルが低いうちはやりあわない方がいい。
戦うならミラージュの塔や浮遊城に眠る装備をしっかり整えてからにしよう。もちろんボス戦同様の戦いを挑まなければ勝つことは難しい。

??????

浮遊城の重要な宝箱部屋に必ず現われる、ロストテクノロジーの作り上げた伝説的な防衛マシン。
凶悪な全体攻撃を3つも持ちあわせており、それだけでも異常に強いのだが、悪い事に「2かいヒット」による通常攻撃でさえダメージ量が情け容赦ない。
完全勝利を目指すなら、プロテアやインビアでなんとかダメージを減らし、HPが250以下になったら迷わず回復しなければ勝機はない。ポーションを使うべきタイミングを柔軟に見極めよう。使えるうちはヘイストも使いたい。

ボス攻略

風のカオス ティアマット

到達Lvは、戦士・シーフ・黒魔道士・白魔道士のパーティでスタートした場合、最低でもこのレベルになっていれば完全勝利できるという目安。

到達Lv25

異様なまでの攻撃力で、最大「88かいヒット」もの連続攻撃を繰り出す、これまでのカオスとは比べ物にならない強さを誇る怪物。
そればかりか、「たつまき」「いなづま」といった強烈な全体攻撃と、「インビジ」「バオル」による攻撃回避、「クラウダ」による魔法攻撃まで使いこなす。どの攻撃でも100~300のダメージを食らうことがあるため、装備や魔法が整っていなければ苦戦は必至だ。

ティアマットの攻撃を防ぐには、まずプロテアを最低3回は重ねがけし、全員の防御力を上げたうえで、インビアや白のローブで回避率を上げていこう。特にインビアは隙を見ながら4回以上使いたい。 戦闘序盤のうちは魔道士系のキャラにナイトがプロテスをかけていくのもいいだろう。

ティアマットは開幕早々インビジで回避率を上げてしまうが、有効な魔法はほとんどない。これに対抗するには、ヘイストに加えて、ストライの重ねがけをしていくのが一番だ。ここにくる頃には黒の導師の魔法使用回数もだいぶ上がっているはず。ストライは、クラス使用量がなくなるくらい使っていこう。クリティカル率が大幅に上がるはずだ。
また、ティアマットには唯一クエイクが有効なので、持っている場合、使えるうちは隙を見計らって使っておくのもいい。

ティアマットから受けるダメージを減らしていければ、後は持久戦だ。回復が間に合わないときは何人かでポーションを使っていくこと。ありったけの力でぶつかれば必ず勝てる。



4つの力の中心

この世界 全てを破滅に導こうとする力。その思念が集めていた4つの力の、そして世界の中心部。

???(ラストダンジョン)

4体のカオスを倒し、見事4つのクリスタルの輝きを取り戻す事が出来たのなら、クレセントレイクに集う予言者たちに会いに行こう。何か変化があるはずだ。
そこで導かれる先で、世界の謎が明かされ、最後の戦いが待ち受ける・・・

ボス攻略

カオス

到達Lvは、戦士・シーフ・黒魔道士・白魔道士のパーティでスタートした場合、最低でもこのレベルになっていれば完全勝利できるという目安。

到達Lv28

「クエイク」「ほのお」「つなみ」「たつまき」と、土・火・水・風 4つの力全てを束ねたうえ、「いなづま」「フレア」「セーバー」といった攻撃までも使ってくる。特にフレアとセーバーは、ただでさえ強力な攻撃に さらに輪をかけてしまうもの。

しかし、ここまでに4体のカオスとの壮絶な戦いを乗り切ってきたキミならば、この最後の強敵との戦い方もわかっているはずだ。
今までの経験を総動員して戦おう。
何としても世界を破滅の危機から救い出すのだ!

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