ティアーナ大陸 東南部

海上を賢者の洞窟のさらに西に抜けた場所に位置する、地図上では山脈に阻まれた極東の地域に広がる火山性の大地と渓谷群。クレセントレイク周辺。

クレセントレイク

火の力が弱まっている影響なのか、周辺に現れる水棲モンスターは異常に強い。カヌーを入手したとしても、生半可な装備で川に飛び込んだら 抵抗する間もなくモンスターの餌食になってしまうだろう。
対抗するには装備を充実させることが不可欠。しかし、クレセントレイクで売っている防具だけでは心もとない。まずはなんとしてもグルグ火山に眠る宝箱を狙いにいこう。

要注意モンスター

ピラニア

一匹一匹はさしたることはない相手なのだが、集団で襲ってくるために見る見るうちに体力を奪われてしまう。水棲モンスターは ほとんどの場合 雷系の魔法が弱点だが、火山への往路でサンダラを何度も使うのはそれなりに危険も伴う。戦うこと自体を余力と相談しながら決めなければ、命の保証はないだろう。
ちからのつえ(フィアー)を持っているならば、こうしたときに活用してみるのも手。

ヒドラ

クレセントレイク周辺で最も注意すべき強敵。6つのあたまによる「6かいヒット」により、一度で半端ではないダメージを食らってしまう。戦士ならばまだしも、ルビーの胸当てを入手していない魔道士系キャラは ものの1ターンで瀕死のダメージを被ってしまうほどだ。
たかが通常戦闘とタカをくくってはいけない。こちらの装備が弱いうちは、ヘイストやプロテスを活用しなければ無事に勝利することさえ難しいぞ。

オチュー

驚異的な生命力を持っており、これまでの敵と比べると信じられないほどのHPを持っている。出現確率は低く、注意すべき特殊攻撃をしてくる訳ではないものの、戦うなら長期戦を覚悟しなければならないだろう。

クロコダイル

強烈な攻撃力で襲ってくる。攻撃ヒット数は1ながらも、初見の段階では戦士以外には全く防御しきれないはずだ。
そうでなくとも、このあたりからは状況が不利なら積極的に魔法を使いながら戦うことを心がけたい状況が増えてくる。複数匹が登場して戦闘が長引きそうなら、魔法を活用すべき。
実際は、クレセントレイク~グルグ火山への道のりよりも、これ以降の河川で遭遇する機会が多いのだが、いずれにしろ出遭ったら気を抜けない相手だ。


グルグ火山

グルグ火山の内部には、貴重なアイテムが入った宝箱が沢山置いてある。
充実した装備でボス戦に挑めるよう、攻略は二度、三度に分けて進むくらいの気持ちで進めるといいだろう。
余分に手に入った武具などは、町まで売りに戻って回復アイテムを充実させてくるといい。

このあたりからは、攻略に向けてポーションと毒消しはそれぞれ99個、金の針は最低でも5つ位を常に補充しながら冒険するようにしよう。
買い込むときは面倒でも、その方が結果的に楽に進めるようになるからだ。町に戻るたびに忘れずにそれぞれ買い込んでくるといい。

また、グルグ火山をくまなく探索すると、頼もしい魔法効果を持つアイテム、ほのおのたてを入手できることだろう。
ほのおのたては使うとバファイの効力がある。魔法使用回数も温存でき、エディンムやヘルハウンドと戦うときに使っておけば、グッと楽になるはずだ。

要注意モンスター

レッドマシュマロ

スライム系なのでやはり打撃によるダメージがほとんど効かない。思いのほか攻撃力も高いので、探索でいい武器・防具が手に入るまではなかなかに手ごわい相手となるだろう。
しかし、実際のところ、うっとおしいのはむしろ 一緒に出現するタランチュラの毒攻撃の方。ダメージ床の多いグルグ火山では毒が思わぬHP減少を増大しかねない。レッドマシュマロはおとりのようなものと思って、魔道士系のキャラを上手く攻撃に組み込もう。タランチュラの頭数を減らして有利に戦えるはずだ。

エディンム

二体で現われたときの凶悪さは涙モノ。グルグ火山に入ったばかりで装備が充実する前は、通常戦だからといって無理せずヘイストなどを使って早めに倒す気持ちでいこう。
「ほのお(ほのお レベル3)」が怖いのでバファイを使っておくのも忘れずに。

レッドドラゴン

恐ろしく強い。
フレイムメイルの宝箱を守っているため、マリリスと戦う前に一度外に出るつもりで、ボス戦同様に戦うのがいい。
開幕での「ひのいき(ほのお レベル2)」の弱さに拍子抜けしてしまうことの無いように。レッドドラゴンはターン毎に威力が違うほのおを使ってくるからだ。この間にバファイや炎の盾で「ヘルファイヤー(ほのお レベル4)」、そして何より最高レベルのほのお「かえんりゅう(ほのお レベル5)」の威力を半減させることができなければ、まず勝ち目はない。
攻撃は、アイスブランドを持った戦士へのヘイストが一番だ。余裕があればブリザラを使ってもいいが、ウィルムキラーを持ったシーフなど、戦士の次に戦力になるキャラに対してヘイストを使っておく方が頼りになる。
直接攻撃に対する防御力に自信がなければ、プロテスも使っていこう。

ボス攻略

火のカオス マリリス

到達Lvは、戦士・シーフ・黒魔道士・白魔道士のパーティでスタートした場合、最低でもこのレベルになっていれば完全勝利できるという目安。

到達Lv15

6ぽんのうでを使った鋭い攻撃で襲ってくる。
腕だけでの攻撃のうちはたいしたことはないが、セーバーで剣を召還してからヘイストを使われた場合、なんと魔法の剣による「12かいヒット」もの剣舞を繰り出すようになる。
この攻撃に襲われたら、並みの戦士ではひとたまりもないぞ。防具をしっかりつけたシーフでも、プロテスなしの素の状態では、一度に200近いダメージを受けてしまう。
これを防ぐためには、道中でプロテスを温存しておき、戦士には一回、戦士以外のキャラには、最低でも二回は重ねがけしよう。

また、マリリスは魔法に強い。弱点であるはずの冷気系の魔法でも期待したダメージにはならないはずだ。武器に頼った攻撃をしよう。ヘイストを使い、さらに主力キャラにはストライを何度も重ねがけするといい。戦士ならばアイスブランドがあると心強い。必ず入手しておこう。

ブリザガやブリザラでの攻撃は、後回しだ。味方のパワーアップができてからの方が、展開が楽だからだ。
注意すべきは、マリリスの攻撃を食らうと、闇の力で「くらやみ」状態にされてしまうことがある点だ。せっかくのヘイストの効果が落ちてしまうので、くらやみになってしまった主力キャラ、特に戦士はすぐさまバスナで回復しよう。

もう一つ。隙を見て必ずバファイを使っておこう。マリリスがファイラ、ファイガと連続で魔法を唱えてくることがあるからだ。ファイガの威力はべらぼうに強烈なので、しっかり対応できないと一発でやられてしまうぞ。

To Be Continued (以下 続刊)

前半戦の攻略はここまで。

下巻では、いよいよ前半戦最大の山場、飛空船の入手から北の大陸へと冒険の駒を進めていく。

もちろん後半戦のポイントとなる部分もしっかりフォローされているぞ。

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