メソトレッラ大陸

北半球の西側に位置する、人々の往来を阻むかのような山脈と大河のみが中心部を貫くように残された大陸。
かつてこの地に栄えた文明は、大陸の要衝をになった広大な大地とともに水の底に沈んだと伝えられる。

海底神殿

オンラクの町のはずれから向かうことになる、200年前の異変で海に沈んだという海底神殿。その異変を物語るように強力なモンスターたちが待ち受ける難所の一つでもある。

ここが難所である事のもう一つの理由は、何と言ってもその広さ。道が複雑なのもあるが、マップ全体が、一階一階とにかく広い。長旅に備えて、ポーションやきんのはりなどの回復アイテムは、いざと言う時のためにしっかり用意していこう。

その広い神殿を制するための攻略手順として、まずは人魚たちのいる上の階層に向かうことをオススメしたい。海底神殿は難所であることは確かなのだが、その分を取り返すだけのお宝アイテムが山のように眠るポイントでもあるのだ。そして、上の階層はそうした強力アイテムがたくさん手に入る率が高い。
それと、入手アイテムでパワーアップが適度に出来るたびに、いらなくなったものは町に売りに戻るといい。持ち物がいっぱいで強力なアイテムが拾えなくなってしまうような事を減らせるはずだ。

そうでなくとも、強力な敵と渡り合っているうちにMPをだいぶ消費してしまうはずなので、最低でも一度は外に出て回復してくる感覚で進めよう。テレポ一回分くらいの余裕は常に残しながら進んでいくといいだろう。

もし広大な神殿内で道に迷って、自分が今いる階層がわからなくなってしまったら、背景の色をよく見てみよう。
人魚たちから教わる事でもある程度 推測できるが、海底神殿は上の階層に進むほど明るく、下の階層に進むほどどんどん暗くなっていく。これをたよりにすれば、自分が向かっている階層について、ある程度のあたりはつくはずだ。

要注意モンスター

サハギンチーフ

ここにくる頃にはもうすっかりザコ・・・と思いきや、集団で現われるため、油断が即 全滅につながってしまう恐ろしい相手だ。
何せ、サハギンプリンスを守るかのようにバサンダを使った上で、「マヒづめ(単体)」と「フラッシュ(全体)」によって動きを封じてくるのだから辛い。
こちらが動けなくなっている間に、一緒に現われるサハギンプリンスが魔法を使ってきたら大ダメージは必至だ。ターンが進むとヒールまで使ってくるのもいやらしすぎる。決して侮ったりせず、十分に注意しよう。
フォーグやホールド・スタンに弱いので、一発で倒せないときは無力化するのが常套手段だ。

サハギンプリンス

かなり嫌な相手。ヘイストでの攻撃回数アップだけならまだしも、サハギンチーフのマヒ攻撃を食らったところにブリザラやファイラで攻められたら、数ターンのうちにやられてしまうだろう。
特に、ブリザラを使ってくるときに、ルビーのむねあてを装備しているキャラは弱点攻撃を受けることになり、ダメージがかなり大きくなってしまうので要注意。余力がないと感じる状況なら真っ先に逃げるべき相手だろう。
だがしかし、コイツは1体で3000ギル近い大金を持っているので、倒せた場合はとてもおいしい。
一度の買い物にも大金が必要になってくる後半戦。ランク6以上の高レベル魔法を買うためには、勝機があれば戦っておきたい相手でもあるのだ。
対策としては、氷の洞窟にあったアイスシールドを売らずにとっておき、バコルドをいつでも掛けられる体勢で挑むといい。これに、試練の城にある いやしのつえでの回復を合わせれば勝てるはずだ。

ホワイトシャーク

驚異的なHPと攻撃力があるので、複数で現われたときは注意。まともにやりあうには、いやしのつえを活用することになるだろう。
が、サハギンプリンスと一緒に現われてヘイストを使われたらひとたまりもない。神殿内部をくまなく探索して、ダイヤのむねあてやトールハンマーを入手できれば、さして怖い相手でもなくなるが、それまでは常に残りHPを気にしておく必要がある。
ディープアイと出て来た時には特に注意が必要だ。

ディープアイ

回避率が異様に高く、こちらの攻撃が思うように当たらない厄介な相手。
第一声のフォーグによって魔法を封じられてしまったら、それだけでもう手に負えなくなってしまう。ホワイトシャークと一緒に出てきた場合、攻撃できないまま全滅してしまう可能性もあるぞ。
粘りながら戦えば攻撃が当たることには当たるので、ストライを使いながら挑むという手もあるが、その間、ターンが進むほどにキルやファイガなど、この段階で食らったらほぼ即死といってもいい強烈な魔法を使ってくるのが怖い。
もちろん、倒せた場合に入手できる経験値とギルは高いのだが、まともにやりあうならば、リボンとルーンのつえの両方を持ったキャラと、トールハンマーやサンダガを使えるキャラとがほしいところだ。
逆に、探索し始めで対策がないうちは逃げるのが得策だろう。

ゴースト

恐ろしいほど攻撃力があり、スロウで攻撃回数を下げられてしまうせいで思うように戦えない難敵。
コイツとは、物理ダメージに頼らない戦い方が必要だ。試練の城で手に入れられる、まじゅつのつえといやしのつえを主体に戦うといい。モンクなど不安があるキャラにはプロテスを使いながら戦うくらい慎重でもいいほどだ。
深追いは禁物だが、ルーンアクスやディア系魔法があれば、大ダメージを期待できるぞ。

ボス攻略

水のカオス クラーケン

到達Lvは、戦士・シーフ・黒魔道士・白魔道士のパーティでスタートした場合、最低でもこのレベルになっていれば完全勝利できるという目安。

到達Lv20

かなり強い。クラスチェンジしていないと全く歯が立たないだろう。
ブリザラやブリザガによるダメージもやっかいだが、何と言っても「つなみ」による全員ダメージが恐ろしい。ダメージ幅こそ安定しないが、バリア系魔法が通用しないおかげで、70~230と大量のHPを持っていかれてしまう。悪くすると一発で270近いダメージを食らってしまう場合さえあるのだ。この時点では最大HPがさして上がっていないニンジャや黒の導師が食らった場合、即、やられたり瀕死となってしまう。
これにはプロテアやバコルドを駆使してダメージ総量を少しでも減らす工夫が必要だ。魔法が使えるようになったばかりのナイトにプロテスやインビジを使わせていくのもいいだろう。

また、直接攻撃してくることはほとんどないが、クラーケンの「8かいヒット」は恐ろしく強烈。
防御力アップも大切だが、重要なのはやはり回復だ。このバトルではいやしのつえが大いに役立つことになる。
しかし、リボンやサークレットでも防げない「マインドブラスト」で、回復役がマヒにかかることを考えると、それだけで安心は出来ない。つなみでやられることの無いよう、いざというときには何人かで、たとえ攻撃役でもポーションを使ったほうが、結果として勝機が見えるはずだ。
カギは、HPが200以下になりそうだったらケチらずに即回復してしまうことだ。

攻撃にはサンダガを使いたいところだが、おそらくクラス使用量が足りないはず。ここはセオリーどおり、ヘイストとストライをかけた攻撃キャラで戦い、余裕があるときにトールハンマーを使っていくのがいいだろう。
特に、ストライが使える場合は使用回数が0になるくらい重ねがけしていこう。クリティカルヒットが出る確立が少しでも高い方がいいからだ。

やっかいなのは、ある程度ターンが進むとフォーグを使われること。忘却状態になったら魔法とアイテム(装備品)の両方が使えなくなってしまう。
必勝対策としては、回復役にリボンを装備させておき、すぐにバスナやルーンのつえ(ボキャル)で復帰できる体勢にしておくという手がある。
Lv19程度でも辛うじて勝つことはできるが、全員無傷での完全勝利を目指すなら、HPが250以上ないと回復が間に合わない可能性があるぞ。


滝の裏の洞窟

オンラクの町の ほど近くに存在する、超科学的な雰囲気を残した不思議な場所。多層構造になった町のようにも見える建造物群は、その大部分が水没してしまってはいるが、かつての文明の力そのものは今でも働いているらしい事は歩くほどに伝わってくる。

攻略として見た場合、これまでのように往路と復路の分の余力を計算しながら挑んできたダンジョンと違い、1階分の階層しかないので攻略そのものは楽になっている。
なぜなら、ここは 目的を果たすことさえできれば、デジョンやテレポで一気に脱出してしまえるのだ。
ナイトメアやクレイゴーレムのように逃げられない敵が出現する場合も多いので、一度の探索で全て終えるつもりで挑もう。

ボス攻略

到達Lvは、戦士・シーフ・黒魔道士・白魔道士のパーティでスタートした場合、最低でもこのレベルになっていれば完全勝利できるという目安。

グリーンドラゴン

到達Lv20

洞窟入り口で待ち構えている、このダンジョン攻略の最難関となる敵。滝の裏の洞窟には早い段階から入ることもできるのだが、コイツと出会ってしまうと、逃げることが出来ない。
もし最初の「どくガス(全員ダメージ)」に耐える事が出来たとしても、2ターン目の「せきかガス(全員石化)」、3ターン目の「しのブレス(全員デス)」でパーティーメンバーのほとんどをやられてしまうことだろう。
つまり、これらの攻撃に対処出来ない段階で 滝の裏の洞窟に入るのはあまりにも危険。これらガス攻撃を防ぐためには、何としても1ターン目にバマジクを使っておきたい。バマジクは神経・毒・精神の属性を持つ変化魔法を防ぐことができるので、グリーンドラゴンの特殊攻撃を無力化できるのだ。
ただし、そうはいってもドラゴンである以上、打撃攻撃も強力なことに変わりはない。やはり、海底神殿に眠っている装備を入手して防御を固めてから勝負を挑みたいところだ。それでもまずそうな場合、プロテアなども積極的に使っていくといいだろう。
いずれにせよ、Lv20以下(バマジクを使えない段階)で 滝の裏の洞窟に入るのは、グリーンドラゴンがいる以上、自殺行為のようなものだ。

Page Navi

FinalFantasy
© 1987 SQUARE

FinalFantasy-Logo
© Yoshitaka Amano

2007 Revised by HiBlank

Contents Bookmark