後ろ足でかける猫砂の如しと人の呼ぶ
されど、検めずにはおれぬ謎の数々・・・
心のスキマ、抉ります。
オリジナル版ではギースの配下にいる理由が全く判らないソニア。(ソニアの身分(正体)から逆算して考えるとなおさら判らない)
セリカを見ていきなり「お嬢ちゃん悪いけど死んでもらうわよ」と意味不明に展開し、あげくギースが倒れれば「あれだけ悪さをすれば~云々」などと支離滅裂である。
そこから考えるとディーンとしのぎを削らなければいけないという立場・状況など さらにわけがわからない。
わからない女、ソニア。
何がそうさせているんだ!
※ノーヴァ写本では関連するイベントは改変され
全く違う印象の展開になっているのでお楽しみに
オリジナル版では戦わなければいけない理由から存在そのものまで、何から何まで不明なキャラの筆頭、ヌイババ。
そもそも なんで「伝説の妖術師」なのか全く不明な登場の仕方をする。しかも、「魂と引き換えに暗黒呪文を得た」人物らしいのに普通に戦ってあっさり死ぬ。
なおかつ、そこまでやったくせに何でわざわざリゲルの村を襲わなければならないほど窮乏しているのか、まるでわからない。
だいたい「アルムよ なぜ行く?この恐ろしい山の中に一体何があるのだ」などと いわれても、プレイする側は「知るか!こっちが聞きたいわ!」としか感じられない。
背景を探ろうと思えば思うほど謎が謎を呼ぶヌイババ。
どういうことなんだ!
※ノーヴァ写本では関連するイベントは大きく改変され
全く違う印象の展開になっているのでお楽しみに
オリジナル版では多くが語られていないせいで全くすっきりしない展開をしていたリゲルの内情。
なぜ(OP解説時点で)飢饉で苦しんでいるはずの国が、大規模な騎士隊を別国の支援に(しかも支援拒否したと明言されている国に)送り出せるのか。仮に送り出す理由があるにしても それだけの覚悟で出兵していながら国境付近で ごろつき同然になっている将兵らが続出している状況は騎士の国としてどうなのか。
その上で そんな状態を(打破するのではなく)保つためにティータを監禁しなければいけない理由が何なのか。シナリオを深読みするほど抑えきれない数々の謎がこみ上げてくる。
ある意味、「王様が破滅的な性格をしていたから」で説明が事足りてしまっていたオリジナル版。
何がそうさせたんだ!
※ノーヴァ写本では関連するイベントは改変され
全く違う印象の展開になっているのでお楽しみに
オリジナル版では(フォルスの加入台詞にて)リゲルに武力援助を要請しているドゼー。
にもかかわらず撃破時には「リゲルにソフィアを売るつもりか」などという捨て台詞が残される。
第一、王家の剣で何をしたかったのか(装備できるわけでもないのに)説明なしで展開してしまう。だいたい“リゲル王家より友好の印として”送られた王家の剣を持ち出しておいて(つまりは、リゲルの衣を借りたい節が濃厚なのに)、最後に出る言葉が上記のものなのだから何だかサッパリわからない。
ちなみに公式攻略本のストーリー解説ではもっと酷い売国奴として説明されているので、そちらを額面通り受け取ってしまうと この台詞は輪をかけて断然意味不明になる。
城での立場は宰相なのにドゼー将軍とされているという点が最初に引っかかるところではあるが、悪役を用意したいがためであろうか これまで滅茶苦茶な説明で語られてきたドゼー。
どれだけヤケっぱちなんだ!
※ノーヴァ写本では関連するイベントは改変され
全く違う印象の展開になっているのでお楽しみに
(※※特に公式攻略本での“酷い売国奴”としての設定は完全にオミットされている)