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●セリカ編 攻略ポイント

勝利をつかむために

第四章は、マップ進行において“先にセリカ編を終わらせる”ことが絶対条件になっている。シナリオ上、アルム側を優先して進めるとトラップが発動して先に進めなくなるようになっているのだ。こればかりは決められたものとして動かしようがない。アルム側でジークが仲間になるまでの間はセリカ側と交互に進めることもできるが、それ以降、最終的にはセリカ編を先に終了させなければならない。

この点は キャラ育成についても反映されてしまっており、セリカサイドのキャラを育てられるのは実質的に この第四章までとなる。そのため、クラスチェンジしたいユニットなどは この間に育てきることが大前提となっている。

第四章の攻略に際しては、これらの決まりごとを踏まえたうえで先に進めていくことになる。

なお、これ以降については これまでの実戦の経験があれば ほとんど自力で対応できるようになっているはずなので、マップ攻略は特に必要となりそうな個所のみを限定的に紹介することとしたい。

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T A C T I C S

初戦ながら難しいマップだ。

祈祷師3人を相手にしなければならないため、わずらわしさが先に立って一気に攻め込んでしまいがちだが、特に一番レベルが高い祈祷師ガルシアの呼ぶガーゴイルは要注意の相手。一体一体ならばペガサスナイトでも倒せるのだが、数で攻められると応戦する一人一人の体力がすぐに尽きてしまう。

そこで、一気に攻め込むのを堪(こら)えて、沼のへりを利用するように幅広に陣取ってみよう。攻め込むのではなく、受けに回って一人に攻撃を集中されるのを防ぐ形をとるわけだ。ガーゴイルが増援されるたび守りに転じて上手くダメージを分散させながら蹴散らしてゆくといい。

こうやってさながら兵糧攻めのようにすると、敵の祈祷師と妖術師は逆に こちらに攻め込んでくるような動きをし始める。召喚されたモンスターを倒しながら様子を見つつ、特に回復魔法を使う妖術師を先に倒すことを意識しよう。

このとき用心するべきは敵の魔戦士の移動範囲だ。バルボで上手におびき出し、セリカやソニアなどサポートの誰かで一気に たたみかけられる状態にできれば理想的だ。傭兵3人を何人か剣士にできていると沼地の移動が早いため より効果的だろう。ただし、突っ込むとHPが一気に削られてしまう危険もあるので、ここにくるまでにジェニーがリブローを使えるまで育っていると大変に心強い。

ちなみに、このマップに挑む前に、ミラ神殿の隠し通路から魔道の指輪を入手しておくと先々でも役立つだろう。

T A C T I C S

ノーマが仲間になっているならば比較的 対処しやすいが、そうでないならば持久戦を強いられるマップと言えるだろう。

まず、ノーマがいる場合、勝機となるのはワープの魔法の使いどころだ。手始めに、砦左側の剣士の近くにバルボを飛ばし、周囲の敵をおびき寄せるおとりになってもらおう。ドルクの呼ぶドラゴンゾンビもここで足止めしてもらう。

そして、メサイアでドルクの体力が減っているなるべく早いターンで二回目のワープだ。このときにセリカをドルクに直接ぶつけてみよう。上手くいけば残り体力が大幅に減っているドルクもろとも召喚されたドラゴンゾンビを一掃できる。

注意すべきはワープ先でセリカがスナイパー達に囲まれてしまうこと。備えとして鋼の盾など守備力を上げるアイテムを持たせておこう。後は回復できる装備を持たせた剣士や魔導の指輪を装備させた魔道士など、増援役のキャラに毒の沼を渡らせて残存戦力を叩くといい。沼で削られる残り体力に注意しながら、危ないときはリブローを忘れずに。

問題はノーマがいない（ワープを使用しない）場合。

こちらから攻め上がるとドルクの召喚する大量のドラゴンゾンビの餌食になってしまう。ここは思い切って画面上側の陸地で弱いキャラを囲んで召喚ドラゴンゾンビを待ち構える陣形を取るのがいい。

この場合、先に手前の小島にいるリザーブを使う妖術師をおびき寄せ倒しておくこと。こいつはおびき寄せないと砦側に逃げて行ってしまうので後々非常に厄介になる。飛行キャラに対するスライムの特効は怖いところだが、トライアングルアタックを使ってでも早いターンのうちに仕留めてしまいたい。このリザーブを使う妖術師を倒したなら、手早く陣形を組んでしまおう。

上手くいくと、この間に砦内の妖術師とドルクがまとめて こちらに攻め込んでくる。ドラゴンゾンビは陣形の力で対処し、必要があればキャラを動かさない勇気も持とう。ドラゴンゾンビの大軍を上手くさばいて、危険を少しでも減らせたらおびき寄せたドルクを討つといい。セリカがエンジェルを使える状況なら心強い。ただし、この時、ドルクが妖術師に追いつき体力を回復されてしまうと手に負えなくなってしまう。勝機を逃さないように注意しよう。

T A C T I C S

通常通りの進行をしているなら、セリカ軍で初めてビグルと対面することになる。ビグルはHPも多く全ユニットで比較しても最高レベルで素早いクラスのため、大抵のキャラが2回攻撃を受けてしまうはずだ。オリジナル版よりだいぶ強さは緩和されているとはいえ、それでも手強く感じるだろう。

しかも、単体でも注意が必要ながら、放っておくと大増殖して手に負えなくなる。アルム側でもなかなかに厄介な相手だが、全体的に防御面で非力なキャラが多いセリカ軍では かなり注意が必要な敵となる。

なるべく早く倒してしまいたいところだが、この段階ではペガサス三姉妹をファルコンナイトに しきれていないことが多いだろう。迷いの森はマップも平坦な作りのため地形効果も活用しづらい。特に三姉妹は無理な移動をすると いわゆる「やっつけ負け」を起こすので気を付けよう。

無傷での勝利を目指すなら、こういうところで思い切ってイリュージョンを使ってみるといい。先読みがしづらくなる欠点はあるものの、上手くいけばシャドーがビグルの良い囮(おとり)になってくれるだろう。この間に魔導の指輪などで遠隔攻撃するといい。

ただ、祈祷師がふいに呼び出すガーゴイルにも注意がいる。相手を仕切れないと感じたら普段 使うことの少ないであろうディルを使ってしまうのも戦法の内だ。

T A C T I C S

大量に配置された魔女をどう捌(さば)くかが勝敗を分けることになる。

先手を取ろうといきなり前進するとボウナイトの攻撃範囲に入ってしまうので、魔導師系のキャラは注意しておきたい。逆に言えば、ボウナイトは攻撃範囲に入りさえしなければ近寄ってこない。まずはボウナイトの攻撃範囲外で全ての魔女を倒してしまいたい。

問題はLv13魔女の扱い。攻撃力があるので油断すると大ダメージをこうむる。足の遅いキャラは二回攻撃されてしまうため十分に注意すること。

また、この魔女集団との戦闘時にジャミルのメガクェイクを食らってしまうことが多いので、残りHPには常に気を付けていよう。魔女のワープに備えて、必要ならば躊躇せずリブローでの遠隔回復を選択すること。

肝心のジャミル自体は魔法防御の高いキャラで入り口側の壁におびき寄せ、手に入れたばかりの銀の弓や魔道の指輪で倒してしまえばいい。

前半でバルボがやられてしまうとこのマップ中盤以降の魔戦士戦が面倒になるので気を付けておきたい。バルボがいれば一体ずつ足止めしながら難なく戦える。

なお、稼ぎプレイをしない場合には祈祷師の召喚ガーゴイルが貴重な経験値源になる。ゲーム終盤戦に向けてできれば ここまでの間に三姉妹をファルコンナイトにしてしまいたい。

ジュダ顔見せのマップだが、ここでチャレンジしたいのは「竜の盾」の回収だ。

そのためには最初からマップに登場しているビグルに近づかないようにしておく。このビグルを倒してしまうと強制終了イベントが発生してジュダが逃走してしまうためだ。ビグルは放っておくと大増殖してしまうが、ジュダを倒せば全て消え失せるため問題ない。

ジュダ自体は定石通り４ターン目にトライアングルアタックをかければ問題なく倒せるはずだ。

ただ、ジュダ討伐にあたっては運の要素も少なからずからんでくる。待ちターン中にジュダがビグルを大量に召喚してしまった場合は ほとんど勝ち目がないので、いっそやり直した方がいいだろう。

一方、稼ぎそびれて味方が貧弱などの理由でジュダを倒さずに やり過ごしたい場合は、最初からマップに登場しているビグルを倒し、強制終了イベントを進行させることになる。

ビグルは攻撃範囲内にいると増殖より攻撃を優先させるので、最初のターンに攻撃範囲内に入ってこちらに向かわせ、とにかく集中して叩く。反対に、攻撃範囲外にいる場合は増殖してくる確率が高いので以降のマップでも注意しておこう。

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●セリカ編 攻略にむけて

最終戦の前に

ドーマの沼を終えると、セリカ編の残るマップはドーマの塔となる。

塔の内部は実質的に ほとんどイベントバトルのようなものなので、キャラ育成などは行うことができないと思っていい。ここに来る前に育てたいユニットなどは育て切ってしまわなけらばならない。

塔内部については有利に進められるペガサス三姉妹を筆頭に厳選したキャラのみで攻略することとなる。塔内部は原作通り攻略も何もない偏った作りになっているため、ここでは扱わない。

なお、塔のラストでジュダに話す前に最終選別の１０名（セリカと三姉妹を除けば６名ともいえる）を選んでおかないと使いたいキャラを最終戦で使えなくなってしまう。十分に注意しておこう。

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