作中では、どのような理解を元にその説明に至っているのか、ゲーム内の解釈だけでは深く判らない部分もある。そんな部分を少しだけ押さえてみよう。

なお、本題に入る前に副読書として外部リンク Designer's Note#3 の「Q3」の個所、また、「紋章の謎 第2部 12章 火竜の墓場/第2部 13章 氷の大地」を先に押さえておくことを強くお奨めしておきたい。

Q.なぜバレンシアには高度な魔法が一般に存在するの?

A.「プロテクト」が介在していないらしい

これこそが物語のバックボーンとしても問題になった点なのでしょう。(オープニングストーリーの冒頭部分に示されている部分)

核心を話してしまえば、アカネイアとは違って、バレンシアでは魔法に対して「ガトーのような人物が高度なプロテクトをかけていない」のだろうということです。

そして、そのようにしてしまった張本人がミラであるといえるでしょう。大丈夫だと信じたのがミラで、これは無理だと思ったのがドーマという形です。

一応、バレンシア全土で魔法に関わるような施設ではミラがより重視されていそうなのも、そのあたりに答えがあるのではないでしょうか。

Q.なぜバレンシアにもファルシオンがあるの?

A.別の王によって作られたものらしい

詳しく書くとネタバレになってしまうので詳細は省きますが、要約すると「バレンシアで その一族の王になった者によって作られた」ということになるでしょう。

※「紋章の謎」では ある一族の王が自らの牙を切り作った剣(紋章の謎の公式攻略本では角とされてもいる)という解説があることは前提として押さえておきましょう。

その時代にも王に従わぬものがいたりと それが必要となるであろう予兆も感じていたのかもしれません。

パルティアに相当すると思われる聖なる弓や、グラディウスも同様に神威を発揮できる者が用意しておいたものなのではないでしょうか。

ちなみに、ファルシオンの使用者が限定されているというのも、先の「プロテクト」に対する「思いの違い」によるものなのでしょう。

Q.コマンドドールとは何?

A.“あの能力”を使っているらしい

コマンドの働きをするドール、つまり変身することができる人形のようです。

一見しただけでは魔女が大量に召喚される謎の現象ですが、いわゆるヒトガタを行使するという高度な魔法の一種を用いているのでしょう。

コマンドという特殊な変身能力が形を変えて伝わっているわけです。


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